サインツがまたやらかした!|F1エミリア・ロマーニャGP感想

2022シーズンも早くも第4戦を迎えました。今シーズン初のスプリントフォーマットの週末です。さらに天気の方もあまりよくない様子で、何やら波乱が起きそうな予感!各チームアップデートを持ち込んでくるのでしょうか?レッドブルは信頼性向上できたのか!?注目の一戦を振り返ります。

予選

雨の予選になりましたね!しかも雨脚が刻々と変化し、赤旗中断も何度もあり、タイミング次第では誰にでもチャンスがあるような展開になりました。

Q1はドライタイヤのコンディション。アルボンのブレーキから出火し最初の赤旗が振られます。(出火した場合ってその場で止めなくていいんでしょうか?ピットまで戻ってくる間にデブリを撒き散らしていたような…。)セッション再開後の最終アタックでノックダウンになったのは、アルファタウリの2台、ウィリアムズの2台、オコン。角田は0.004秒差でQ2進出を逃しました。惜しかった!

Q2も引き続きドライタイヤで各車タイムを出します。残り10分のところでサインツがクラッシュ!サインツまただよー。クルマがいいんだから無理する必要ないと思うんだけどなー。フェラーリの予選対決は4-0でルクレールリードになりました。このクラッシュで2回目の赤旗中断。そしてこの中断の間に天候が悪くなりウェットコンディションに。セッション再開するものの、タイム更新は望めず、結局中断前のタイムがそれぞれのQ2タイムになりました。ここでメルセデス2台がノックダウン。

Q3はインターミディエイトのコンディションでスタート。が、マグヌッセンがコースオフで3度目の赤旗中断。壁には当たらずに済んで、マグヌッセンはセッション再開後も走行できました。セッション再開しますが、ボッタスのトラブル、ノリスのクラッシュと、追加で2回赤旗が振られ、計5回も中断する荒れたセッションになりました。途中寝落ちしかけたことはナイショです笑 そんな難しい予選を制したのはフェルスタッペン。今季初PPですが、今回はスプリントがあるんですよねー。ここで抜かれないように頑張ってほしい。2番手はルクレール。こっちは逆にスプリントをうまく走れれば、先頭での決勝スタートもできそうですね。トップ10は以下の通り。やっぱり雨が影響した感じしますね。スプリント、決勝が楽しみです!

予選トップ10

  1. マックス・フェルスタッペン(Red Bull)
  2. シャルル・ルクレール(Ferrari)
  3. ランド・ノリス(McLaren)
  4. ケビン・マグヌッセン(Haas)
  5. フェルナンド・アロンソ(Alpine)
  6. ダニエル・リカルド(McLaren)
  7. セルジオ・ペレス(Red Bull)
  8. バルテリ・ボッタス(Alfa Romeo)
  9. セバスチャン・ベッテル(Aston Martin)
  10. カルロス・サインツ(Ferrari)
スプリント

スプリントめっちゃ面白かったですね!昨年から数えて4回目のスプリントだったけど、一番面白かった気がします!

ルクレールがいいスタートを決めて(フェルスタッペンのスタートが悪くて)ルクレールがトップに立ちます。マックスも必死に追いすがりますが、差が縮まらない展開。しかし、終盤になって、タイヤマネジメントの差なのか、縮まらなかった差が徐々に小さくなり、ついにDRS圏内に。残り2週となったホームストレートエンドでフェルスタッペンが見事なオーバーテイク!スタートで失ったポジションを奪い返してトップでチェッカーを受けました!正直、もっとペースに差があると思っていたのですが、意外とフェラーリについていけたなーと思いました。

ペレス、サインツも順当に順位を上げて、3位と4位でフィニッシュしています。その後ろはマクラーレン勢が何とか順位を守った形ですね。ハースは結果的にタイヤ選択をミスったのかなと思います。個人的にはソフトは持たないんじゃないかなと思ってましたが、今回はソフトが正解でしたね。

トップ10は以下の通り。

  1. マックス・フェルスタッペン(Red Bull)→
  2. シャルル・ルクレール(Ferrari)→
  3. セルジオ・ペレス(Red Bull)↑
  4. カルロス・サインツ(Ferrari)↑
  5. ランド・ノリス(McLaren)↓
  6. ダニエル・リカルド(McLaren)→
  7. バルテリ・ボッタス(Alfa Romeo)↑
  8. ケビン・マグヌッセン(Haas)↓
  9. フェルナンド・アロンソ(Alpine)↓
  10. ミック・シューマッハ(Haas)↑
決勝

2日ぶりにサインツがやらかしました。前戦に引き続き、今回は1周目でリタイア…。今回はリカルドに当てられた感もありますが、サインツにとっては痛いですよね。

レースはウェットコンディションでスタート。スタートでペレスが2番手に上がり、レッドブルがワンツーでレースを進めます。ドライタイヤへの交換タイミングでルクレールにオーバーカットされる形で2番手を奪われますが、ルクレールのアウトラップで抜き返します。これが大きかったなと思います。このアウトラップを逃してしまうと、ルクレールのタイヤが機能し始めて、オーバーテイクは難しかったのではないかと。

中団勢はDRSトレインの時間が続きます。ドライバーにとってはイライラする展開だったのではないでしょうか。

ペレスを近い距離で追っていたルクレールですが、53周目に痛恨のスピン!フロントウイングを交換するためにピットインし、8番手まで順位を下げます。その後何台かオーバーテイクしますが、最終的には6番手でフィニッシュでした。

アストンマーチンはダブル入賞で今季初ポイント。角田もいいレースをして7位入賞です。ラッセルはスタートで順位を大きく上げ、その後もいい走りをしました。4戦終えて、すべてトップ5フィニッシュしているのは素晴らしいですね!

決勝トップ10は以下の通り。

  1. マックス・フェルスタッペン(Red Bull)☆→
  2. セルジオ・ペレス(Red Bull)↑
  3. ランド・ノリス(McLaren)↑
  4. ジョージ・ラッセル(Mercedes)↑
  5. バルテリ・ボッタス(Alfa Romeo)↑
  6. シャルル・ルクレール(Ferrari)↓
  7. 角田裕毅(AlphaTauri)↑
  8. セバスチャン・ベッテル(Aston Martin)↑
  9. ケビン・マグヌッセン(Haas)↓
  10. ランス・ストロール(Aston Martin)↑

レッドブルは信頼性の面で不安がある一方で、フェラーリに関してはドライバーのミスが目立ちます。速いマシンを持っている2チームですが、流れを掴みきれないレースが続いている印象です。今回のイモラで最高の結果に終わったレッドブルとフェルスタッペンですが、これで流れを作ることができるのか!?次戦はマイアミGPです!

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